夏になると花火大会など楽しいイベントが多くなりますね。
特にデートや友人、家族の鉄板イベントが花火大会!
そして花火大会といえば浴衣を着て出かける方も少なくありませんが、気になるのが暑さです。
夏なのでじっとしていても汗をかいてしまいますが、少しでも快適に過ごしたいものです。
そこで浴衣を着た時に少しでも涼しく着こなすための裏ワザを紹介していきます。
記事のポイント
花火大会やイベントで浴衣を着る予定がある、涼しく着こなす方法があれば知りたいと思われる方は是非記事を参考にしてください。
浴衣を少しでも涼しく着る方法
浴衣を着る時、始めに戸惑ってしまうのが、浴衣の身に着け方です。
浴衣の販売店などで着付けをしてくれるところもありますが、どうせなら自分一人でササッと着たいところですね。
浴衣を着る際に便利
最近ではYouTubeに浴衣の着方がアップされているので、動画を参考に着てみるのもアリです。
着物と違って浴衣は身に着けやすいので動画を観ながらでも着ることができますよ。
私が参考にしている動画は下記
文字と動画で分かりやすいのでおすすめです。
ちなみに初めて私が一人で浴衣を着た時にかかった時間は30分位でした。
一度身に着け方を覚えると2回目以降はわりとすんなり着ることができますよ。
本題はココからですが、浴衣を少しでも涼しく着こなす裏ワザなのですが、私が実践していておすすめな方法がありますので紹介いたします。
裏ワザ
「浴衣を身に着ける前の裏ワザ」と、「浴衣を着た後の裏ワザ」がありますのでそれぞれを見ていきましょう。
浴衣を涼しく着る【身に着ける前の裏ワザ】
皆さんは浴衣を着る際に下着は何を身に着けているでしょうか?
ブラジャーやパンツ以外に浴衣の内側に着る物です。
通常着物を着る時には「肌襦袢」(はだじゅばん)や、「裾よけ」を着る場合が多いようですね。
肌襦袢や裾よけを着ることで着物に直接汗が着かないようになる便利な物です。
簡単に言うと和服の下着みたいなものですね。
基本的に白色で全身が隠れるタイプの物が一般的に利用されています。
私も初めて浴衣を着た時には肌襦袢と裾よけを着ていたのですが、これが暑いのです。
涼しげな色合いの浴衣なのに身体はムシムシ状態になっていました。
注意
涼しい季節なら良いと思いますが、むし暑い夏の夜に着ると全身に熱がこもりとても不愉快な気分になったことを思い出します。
それならばと肌襦袢や裾よけを着ないで浴衣を直接着たこともありましたが、下着が透けてしまいましたので、これは無理だと分かりました。
そこで肌襦袢や裾よけの代わりになるアイテムはないかと調べてみたところ便利な物があったので紹介します。
試してみて良かったものを順番に紹介しています。
- 浴衣スリップ
- キャミソール
- ステテコ
- ペチコート
それぞれの特徴を見ていきましょう。
浴衣を涼しく着こなす裏ワザ1【浴衣スリップ】
浴衣スリップとは先程紹介した肌襦袢の代わりになる物です。
これが私にはヒットしたのですが、ワンピースタイプになっているのでサッと着ることができます。
ポイント
通気性が良いのでムレませんし、肌襦袢のような締め付け感がないのが良いですね。
デザインも可愛い物がありますし、カラーも白以外に黒やピンク、ブルーなどもあるので浴衣に合わせて選ぶこともできます。
機能面でも汗を吸収してくれるので浴衣に汗がにじむのを抑えてくれますよ。
浴衣を涼しく着こなす裏ワザ 2【キャミソール】
キャミソールタイプの浴衣用肌着です。
浴衣スリップよりも丈が短めで腰までの物が多いようです。
綿素材で作られている物があってべた付く汗を吸収してくれます。
ポイント
ただ、袖が無いものが多いので腕や脇汗をカバーできないのが少し残念なところです。
浴衣スリップよりも涼しさは感じることができますが、脇汗や腕の汗が浴衣に染みてしまうので他に対策が必要になります。
この辺りの対策については後半「浴衣を着た後の裏ワザ」で紹介しています。
浴衣を涼しく着こなす裏ワザ3【ステテコ】
キャミソールと合わせて使うのに便利なステテコです。
浴衣や着物を着る場合に使用できる専用の物があります。
ポイント
生地も薄く通気性がバツグンですし、ウエスト回りはゴムになっているので座っていても窮屈さを感じにくいです。
普段使いもできるので、お風呂上りに使用もできるので使い回しができるのも良いですよ。
ステテコと聞くとお父さんが身に着けている感じの物を思い浮かべてしまいますが、それとは別物だと思っていいですね。
長さは膝くらいまでで、ゆったりとしたデザインなので肌にまとわりつくことがありませんよ。
浴衣を涼しく着こなす裏ワザ4【ペチコート】
ステテコよりもオシャレに決めたいならペチコート。
現代版ステテコのような物で一見ショートパンツのようなペチコート。
こちらも腰回りはゴム製なので動きやすく汗も吸収してくれます。
色も白や黒などがあり下着のライン写りを防止してくれるので良いですね。
ポイント
機能的にはステテコと同じだと思いますが、中身もオシャレに決めたいならペチコートがおすすめです。
長さも太ももくらいの短めの物から、膝下くらいの物があるので浴衣に合わせてコーデできますね。
また、スカートタイプのペチコートもあるので涼しさを求めるならスカートタイプもアリです。
浴衣を涼しく着る【浴衣を着た後の裏ワザ】
浴衣を少しでも涼しく着る方法はわかったけど、それでも夏なので必ず汗はかいてしまいます。
たとえ汗をかいたとしても上記に紹介したものを身に着けていればそれ程気になりませんが、どうせならさらに涼しくしていきたいですよね。
ここからは浴衣を着た後にできる涼しさ対策の裏ワザを紹介していきます。
浴衣を着た後に少しでも涼しくする方法は3つあります。
- 髪型
- 制汗剤
- 保冷剤
普段から使えるワザでもあるので参考にして頂ければと思います。
浴衣を着た後の裏ワザ1【髪型】
髪をアップさせて涼しさを演出。
浴衣を着た時にはできるだけ髪をアップしていたほうが、見た目にも涼しいですし、自分自身も涼しくすることができます。
正直浴衣を着た時に髪の毛が浴衣にかかっていると可愛さが薄れてしまいがちだと思います。
うなじ美人ではありませんが、デートなどで彼にアピールする時にも使えたりするワザなので取り入れてみてください。
髪飾りなどはオプション的に使用する程度でOKですよ。
余計な物は使用しないで、髪を軽くまとめてあげるだけで良いですね。
というのもしっかりと髪をアップしていても、時間が経つにつれ必ず髪型が崩れてきます。
ポイント
汗や風、動き回ったりするので最終的にはグダグダ状態になることがあります。
その点軽くアップした状態だと、万が一髪型が崩れてしまっても手直しができるのでおすすめです。
スタイリング剤を使わずにヘアゴムやピンを使って簡単にまとめるだけでも涼しさを演出できます。
浴衣を着た後の裏ワザ2【制汗剤】
浴衣を着た後に汗をかいたら制汗剤を使う。
浴衣スリップを着ている場合にはあまり気になりませんが、キャミソールタイプを着ている時に気になるのが脇汗の汗ジミです。
キャミソールタイプは涼しい半面、脇の下にかいた汗を吸収してくれる部分がないので、浴衣に直接染み込んでしまうんですよね。
花火大会などは夜なので目立つこともありませんが、コンビニなどに入った時にヤバイと気がつくことがあります。
おすすめの方法としては、制汗スプレーですが、吹き付ける前にひと手間かけた方が快適になります。
ポイント
汗をかいていた場合には最初に汗拭きシートで水分を拭き取ってから制汗スプレーを使用した方が良いですね。
汗をかいた状態で制汗スプレーを吹き付けてもヒンヤリ感はありますが、濡れている汗を拭きとることは出来ませんからね。
後々臭いの元になるのでしっかりと汗を拭きとってからスプレーをするようにしたいですね。
浴衣を着た後の裏ワザ3【保冷剤】
タオルに包んでちゃっかり保冷剤を入れておく。
最終手段的なワザですが結構効果的で暑さ対策には便利です。
首回りなどを冷やすことで涼しくなります。
市販されている保冷剤や食品についてきたもので構いませんので、タオルに包んで持ち歩くと良いですよ。
ポイント
保冷剤が溶けた場合でもタオルが水分を吸い取ってくれますし、周りに気がつかれることもありません。
バックに入れる時にはビニール系の物にしまっておくことで水滴がにじむこともありません。
ちゃっかり裏ワザとしてもう一つ帯に巻き付けておくと腰のムレが少なくなります。
浴衣を着る時に帯は必需品ですが、巻き付けてある分、熱がこもりやすく暑いのが弱点なんですよね。
その弱点部分に保冷剤を入れておくことで多少ですがムレを抑えることができます。
帯に入れる時は薄いタイプの保冷剤が便利です。小さめのタオルに包んで帯の間に入れておきましょう。
保冷剤の他にも冷却シートもありますが、個人的にはおすすめできません。
見えない場所、足や背中などに貼れるので便利なのですが、どうしてもニオイが気になります。
ミント系の香りなので悪くはありませんが、デートの際には避けておきたいところです。
それと汗をかくと次第に吸着力がなくなってポロっと剥がれてくる場合があるので要注意ですね。
まとめ
浴衣を着た時に少しでも涼しく快適に着こなすために取り入れたいこと
- 浴衣を着る前は浴衣スリップなどを身に着ける
- 浴衣を着た後は髪型や制汗剤、保冷剤で涼しさを保つ
このように浴衣を着る前と着た後に少しでも涼しい状態を保つためにできることがあります。
夏にしかできないファッションですし、1年に1度しか浴衣を身に着けない方も多いと思います。
ここぞという時に汗だくでは気持ちも下がってしまいますので、快適な状態で浴衣を着たいですね。